様々な国と国境問題を引き起こしている中国。その一つインドでは2020年に発生した中国との国境問題で山岳地帯に適した軽戦車を短期間で開発したと報じられています。
インドメディアによると、今回開発されたのはゾラワール軽戦車という試作車両です。この車両は見出しでも紹介したように2020年半ばに中国と国境沿いで発生した紛争がもとになり、山岳地帯で活動できる軽戦車を2021年4月に仕様を発表。2024年7月にその試作車両が初めて公開されました。
India unveils light tank designed for operations near the China border
https://www.defensenews.com/global/asia-pacific/2024/07/15/india-unveils-light-tank-designed-for-operations-near-the-china-border/
記事によるとこの軽戦車は民間連携で開発したものでラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)が国営の防衛研究開発機構(DRDO)と協力。グジャラート州ハジラにあるL&Tの工場で公開されたものになります。インド陸軍はすでに59両のゾラワール軽戦車を発注しており、今後試作を経て納入は2027年頃になるとしています。
開発については仕様決定から2年半で製造したとしており、このプロジェクトタイプは今後6か月間の試験を行い砂漠地帯や標高が高い地域で活動できるか試験を行います。
ゾラワール軽戦車にはカミンズVTA903EシリーズまたはMTU 8V199 TE21エンジンが搭載されており、砲塔はベルギーのコッカリル3105、フランスのサフラン・パセオ照準器から構成されています。主砲は自動装填付きの105mm砲で対戦車ミサイルは2発搭載されています。乗員は3人です。対抗するのは中国の15式戦車としています。
India unveils light tank designed for operations near the China border
https://www.defensenews.com/global/asia-pacific/2024/07/15/india-unveils-light-tank-designed-for-operations-near-the-china-border/
記事によるとこの軽戦車は民間連携で開発したものでラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)が国営の防衛研究開発機構(DRDO)と協力。グジャラート州ハジラにあるL&Tの工場で公開されたものになります。インド陸軍はすでに59両のゾラワール軽戦車を発注しており、今後試作を経て納入は2027年頃になるとしています。
開発については仕様決定から2年半で製造したとしており、このプロジェクトタイプは今後6か月間の試験を行い砂漠地帯や標高が高い地域で活動できるか試験を行います。
ゾラワール軽戦車にはカミンズVTA903EシリーズまたはMTU 8V199 TE21エンジンが搭載されており、砲塔はベルギーのコッカリル3105、フランスのサフラン・パセオ照準器から構成されています。主砲は自動装填付きの105mm砲で対戦車ミサイルは2発搭載されています。乗員は3人です。対抗するのは中国の15式戦車としています。