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反社会的勢力『暴力団』。どこの国にもいる犯罪組織ですが、先日韓国で暴力団トップが死去したものなぜかソウル市長側が敬弔旗を設置していたことがわかったと報じられています。

韓国メディアによると、死去したのは韓国で明洞皇帝などとよばれる反社会的勢力のトップ、シン・サンサという人物です。今月10日に死亡したのですが、安置所となっていた病院に10日から「ソウル特別市長・呉世勲」「謹弔」などと書かれた敬弔旗が設置されていたことが分かったとしています。また他にも金善教議員という人物からの敬弔旗もあったとしています。

なぜ犯罪組織にソウル市がこのような対応をおこなったのか。記事によると「呉市長の知人から要請を受け敬弔旗を送った」などと主張しており、人物が暴力団組織だとは知らなかったみたいな対応をしていると報じられています。

この報道は韓国でも報じられ、騒動が拡大したことで翌日11日午後に撤去されました。撤去の理由については「法律上花輪などは送れないものの敬弔旗は送ることができる」「市長と暴力団は知り合いではなく、設置は不適切との指摘を受けて回収した」などとしています。

現時点でこの市長の知人というのが誰なのか、そもそも存在するのかも明らかになっていません。