イギリスメディアによると、最近ロシアで一人の兵士が所属する部隊を攻撃しウクライナ側に投降、亡命する出来事があったと報じられています。
これは先月21日に発生していたもので具体的な発生時期は明らかにしていないものの、ロシア軍人は最近自身が所属する部隊本部を手榴弾で攻撃し脱出、ウクライナ側に亡命するという謎の出来事があったと報じています。
ウクライナ情報機関によると、このロシア軍の反乱のような行動について該当ロシア軍人から事前に作戦を共有していたと説明しています。当該軍人はロシアでウクライナのために戦う団体であるロシア自由軍団(FRL)の助けを借り、数ヶ月にわたり緻密な作戦を立てたとのこと。
ウクライナ情報機関によると、このロシア軍の反乱のような行動について該当ロシア軍人から事前に作戦を共有していたと説明しています。当該軍人はロシアでウクライナのために戦う団体であるロシア自由軍団(FRL)の助けを借り、数ヶ月にわたり緻密な作戦を立てたとのこと。
発表されている内容によると、このロシア兵士により軍本部の地下で撮影された映像が公開されており、そこにはロシア部隊員が将校と会話を交わしたり銃器を整える姿が映し出され、将校たちが寝るとすぐに本部内部で爆発が発生しました。
▼亡命したロシア兵
▼亡命したロシア兵
その後、爆破したロシア兵は現場を抜け出し予め定められた経路を通じて最前線を越え、ウクライナ領土に移りウクライナ軍に降伏したとしています。
爆破作戦を実行したロシア兵士が先月ウクライナで記者会見を開き「当時、本部の地下室には約15人の兵士がいた。彼らが寝るベッドの真上にはパイプがあり私はそのパイプに手榴弾を投げて爆発させる計画をした」と説明。
続いて「ロシアが起こした戦争とウクライナの民間人および軍人を相手に繰り返した処刑、殴打、強奪などロシア指揮部のこれら行為に幻滅を感じた」「私はロシア軍に服務したかったが、プーチンのために死にたくなかった」と動機を明らかにしています。
今回この軍人と共に秘密作戦を準備したロシア自由軍団はテレグラフに「この作戦はロシア国民に『抵抗が成功する』ことを示している。スマートで勇敢な人々に動機が与えられれば、プーチン政権を転覆させるために動くことができることを見せてくれる」と強調したとしています。