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ロシアの飛び地カリーニングラードと接するリトアニア。ソ連から独立した国の一つですが、最近その国境となる道路に巨大なコンクリート製の障害物を設置したと報じられています。

ロシアがウクライナとの国境に兵力を集結させ「侵攻はしない」と繰り返し話していたもの、突如として国境を超え始まった現在の戦争。現在NATO加盟国でありEUの一つとなっている国ではロシアの脅威が増しているとして対策を実施しています。

今回行われたのは直訳でパンジャムナ市というところでその先にはロシアのカリーニングラードと道路が接続しています。ここにはネマン川があり橋がかかっているのですが、ここ80個のコンクリート製の障壁通称ドラゴンの歯を設置しました。

リトアニアによると「ロシアの侵略の可能性を阻止ためだ」と話し、より効果的な防御を確保するための予防的措置だと説明しています。

リトアニアはウクライナ侵攻を受けて軍事的な対応を進めている国の一つでその教訓から「あらゆるシナリオに備えておくことが重要だ」だとして対策を実施しています。また首都の市当局は都市を守る案として同じくドラゴンの歯を追加で購入するとしています。