ウクライナ軍はここ最近、ロシア軍に対してテルミットという化学反応を使用した高温の焼夷弾を使用し始めていると報じられています。これを運搬しているのはもちろんドローンです。
確認されたのは今月2日に投稿された映像です。そこにはウクライナの広大な畑に点在する防風林のような地帯があり、そこにロシア軍が潜んでいるらしく、上空から焼夷弾を振りかける方法で攻撃を行っているとしています。
使用しているのはテルミットという金属酸化物とアルミニウム粉末などとの酸化還元の現象を利用したテルミット反応を用いた科学反応によるもので、結果的に2000度以上の近い高温の溶融金属となります。
この反応は製造や修理、補修といった工業分野でも使用されているとのことですが兵器としてもこれまでも使われたことがあります。
イギリスの王立統合安全保障研究所の上級研究員、ジャスティン・ブロンク氏は主に2つの理由から使用しているのではないかとし、一つは森林地帯を燃やすため、もう一つはロシア軍に対して心理的な影響を与えるという点です。
特にテルミット弾についてはこれ事体が水中でも燃え続けることができ水で消化するということができないらいしく基本的に反応が終わるまで燃え続けます。また殺傷範囲については不明ですが、既存の砲弾に必要な材料を抑えることもで安価に効率的に生産可能な兵器の可能性もあります。
ドローンを使うことである程度正確に上空までテルミット弾を運搬できるため効率も良いと考えられます。いずれにしても広く使われている兵器なのかは不明であり今後使用されるのかは戦果次第ということになりそうです。
使用しているのはテルミットという金属酸化物とアルミニウム粉末などとの酸化還元の現象を利用したテルミット反応を用いた科学反応によるもので、結果的に2000度以上の近い高温の溶融金属となります。
この反応は製造や修理、補修といった工業分野でも使用されているとのことですが兵器としてもこれまでも使われたことがあります。
イギリスの王立統合安全保障研究所の上級研究員、ジャスティン・ブロンク氏は主に2つの理由から使用しているのではないかとし、一つは森林地帯を燃やすため、もう一つはロシア軍に対して心理的な影響を与えるという点です。
特にテルミット弾についてはこれ事体が水中でも燃え続けることができ水で消化するということができないらいしく基本的に反応が終わるまで燃え続けます。また殺傷範囲については不明ですが、既存の砲弾に必要な材料を抑えることもで安価に効率的に生産可能な兵器の可能性もあります。
ドローンを使うことである程度正確に上空までテルミット弾を運搬できるため効率も良いと考えられます。いずれにしても広く使われている兵器なのかは不明であり今後使用されるのかは戦果次第ということになりそうです。