ソースはニューヨーク・タイムズで信頼性は低いのですが、あくまで記事で報じられてい内容としてアメリカおよび西側諸国の当局者の説明として今回の爆発は、ポケベルはヒズボラが台湾ゴールド・アポロ社に注文して納品を受けたものだとしています。

台湾はヒズボラをテロ指定しているのかは不明ですが、このような契約が本当に存在するのかは記事では記載されていません。少なくともが台湾ゴールド・アポロ社側は自社生産製品ではなく、ゴールド・アポロ社と商標権契約を結んだ欧州の流通業者が生産・販売したものだと説明しており、自社工場で製造したようなものではないと説明しています。

ヒズボラは5000台を発注しレバノン全域の戦闘員に渡し、その一部はシリアやイランにも納品したとしています。

見出しでも紹介したようにこのポケベルには1～2オンス(約30～60g)の爆発物、遠隔起爆させる装置が入っていたとし、殺傷能力を高めるため爆発直前に通知を送り手に取り確認したと考えられる時間で爆発するようプログラムされていたとニューヨーク・タイムズは報じています。(動画を見ればそのような仕組みだったことはわかる)

この犯行はほぼ間違いなくイスラエルであることは分かっているのですが、イスラエルは過去にハマスの爆弾製造の専門家だった人間を携帯電話の爆発で死亡してます。端末はイスラエルに近いパレスチナ人から手渡された携帯電話を使ったときに起爆しているというもので暗殺にこれら爆発物を使うという手段はイスラエルでは初めてではありません。

参考：中央日報