これは米ニューヨークポストが報じたもので、イエローストーン公園のモーニンググローリープールと呼ばれるものは、もともと濃い青色だったと公園関係者が明らかにしました。現在は黄色い硫黄のようなものが見えるのですが、濃い青色だったというのはどういうことか。



過去このモーニンググローリープールは朝顔のように美しい青色をしていました。しかし今から100年ほど前から観光客らがコインをはじめあらゆるものをここに捨て始めてたといいます。

その理由は日本でもありがちですが、例えば願い事をするという意味でコインを入れたり、場合によっては間欠泉が吹き出すなど何かが起こると思ったからだと指摘しています。大量に入れられたコインが熱水や成分で化学変化を生じさせたのか、結果としてバクテリアが住み着き緑と黄色、青、オレンジが混ざった色に変わったといいます。

実際にアメリカではこの間欠泉を掃除するという作業を過去何百回も実施しており、これまで回収されたコインの量は既に数トンに達してるといいます。コイン以外にも明らかに意図的に捨てられた石だったり人間が捨てた帽子などのゴミも見つかっています。

一方で現在、間欠泉の清掃作業はほとんど行われていないらしく人々の意識が変わったためではないかとしています。ただし、そこにすみついたバクテリアは除去できないのか色は変わっていないことが現在の様子から確認できます。