超高速で飛行することで敵の防空網を突破する極超音速ミサイル。既にロシアがウクライナなどで使用しているとされていますが、アメリカのミサイル防衛局は迎撃ミサイルとしてノースロップ・グラマンを選定したと発表しました。
この発表に至っては2024年夏に国防総省長官のヒース・コリンズ陸軍中将がレイセオン社とノースロップ社のどちらかを開発業者として選定すると明らかにし、9月末に公式にノースロップ・グラマンを選んだという形になります。
Pentagon makes early pick for hypersonic interceptor developer
https://www.defensenews.com/pentagon/2024/09/26/pentagon-makes-early-pick-for-hypersonic-interceptor-developer/
この極超音速迎撃ミサイルは2021年11月に開発コンセプトに取り組む業者として3社が名乗りをあげ、2022年6月にレイセオン社とノースロップ社の2社になっていました。
極超音速迎撃ミサイルについては実は日本政府の協力も決定しており、つまりノースロップ・グラマンと日本、つまりアメリカと協力して開発し配備することになります。
コリンズ陸軍中将は声明で「今日の決定は極超音速滑空段階防衛にとっての転換点となる」とし、ノースロップ・グラマンはこのミサイルは標準的な垂直発射システムを使用してイージス弾道ミサイル防衛駆逐艦とイージス・アショアから発射することを目的とした予備設計の改良を続けると述べています。つまり既存の発射システムから運用できる兵器となります。
▼極超音速兵器の機動、放物線機動ではなく高高度の大気圏内を上下左右に動き回る
極超音速ミサイルの特徴としては一般的な一般的な弾道ミサイルとは異なり大気圏を動翼を使うなどして変則的に動き回ることで迎撃を困難にしています。飛行速度、不規則な動きにより敵の通常の弾道ミサイルなどを迎撃するために開発されたミサイルを回避することで確実に攻撃を可能とするものとなっており、そのミサイルを迎撃するものが今回の『極超音速迎撃ミサイル』ということになります。
極超音速ミサイルは打ち上げから滑空そして落下の段階で飛行するのですが、迎撃ミサイルは滑空の段階で撃墜するとしています。このミサイルは現時点では2035年ごろに配備予定でありまだ10年以上の開発時間が必要となります。
Pentagon makes early pick for hypersonic interceptor developer
https://www.defensenews.com/pentagon/2024/09/26/pentagon-makes-early-pick-for-hypersonic-interceptor-developer/
この極超音速迎撃ミサイルは2021年11月に開発コンセプトに取り組む業者として3社が名乗りをあげ、2022年6月にレイセオン社とノースロップ社の2社になっていました。
極超音速迎撃ミサイルについては実は日本政府の協力も決定しており、つまりノースロップ・グラマンと日本、つまりアメリカと協力して開発し配備することになります。
コリンズ陸軍中将は声明で「今日の決定は極超音速滑空段階防衛にとっての転換点となる」とし、ノースロップ・グラマンはこのミサイルは標準的な垂直発射システムを使用してイージス弾道ミサイル防衛駆逐艦とイージス・アショアから発射することを目的とした予備設計の改良を続けると述べています。つまり既存の発射システムから運用できる兵器となります。
▼極超音速兵器の機動、放物線機動ではなく高高度の大気圏内を上下左右に動き回る
極超音速ミサイルの特徴としては一般的な一般的な弾道ミサイルとは異なり大気圏を動翼を使うなどして変則的に動き回ることで迎撃を困難にしています。飛行速度、不規則な動きにより敵の通常の弾道ミサイルなどを迎撃するために開発されたミサイルを回避することで確実に攻撃を可能とするものとなっており、そのミサイルを迎撃するものが今回の『極超音速迎撃ミサイル』ということになります。
極超音速ミサイルは打ち上げから滑空そして落下の段階で飛行するのですが、迎撃ミサイルは滑空の段階で撃墜するとしています。このミサイルは現時点では2035年ごろに配備予定でありまだ10年以上の開発時間が必要となります。