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ウクライナに侵攻した結果、北朝鮮に頼ることになったロシアのプーチン大統領。あまりにロシアの稚拙な行動が内外から示されているのですが、韓国国家情報院は大量の物資が北朝鮮からロシアに輸出されている状況を明らかにしています。

北朝鮮とロシアの関係については近い将来軍事同盟を結ぶまでの事態になっているのですが、ロシアに輸入されている軍事物資に関して韓国国家情報院は2023年8月以降に約70回にわたり輸出がお行われ砲弾、ミサイル、対戦車ロケット、その他の殺傷兵器を詰めた合計1万3000個相当のコンテナに詰めてロシアに提供したと発表しています。

South Korea Intelligence Offers Assessment Of North Korean Troops Fighting For Russia (Updated)

この様子はロシアの輸送船が北朝鮮に入港している衛星写真がすでに確認されており、北朝鮮からの大量のコンテナとなると状況を考えても武器弾薬しかないというものです。

一方でウクライナ当局もすでに戦場でこれまでロシアが使っていない兵器が多く発見されているとしており、自走榴弾砲の122mm砲弾、152mm砲弾、ブルサイ4型対戦車ミサイル、KN-23などの短距離弾道ミサイル、兵士が使うRPG対戦車ロケット弾がそうだとしています。
また仮に韓国などが発表しているコンテナの量から換算すると目安として北朝鮮は122mm及び152mm砲弾を800万発ほど輸出したのではないかとみています。

いずれにしても現場で発見されたパーツから北朝鮮のKN-23弾道ミサイルがウクライナの首都キエフなどの主要都市攻撃に使用されています。

次はロシアのアジア系の顔立ちに偽装した北朝鮮兵が戦場に登場することになるのですが、これはロシアに借りを作る以外も外貨、食料、その他の物資、軍事技術支援も得られるという非常に価値のあるもので、現代戦の非常に貴重な実践経験も獲得できるため将来の韓国への攻撃にも使えるということになります。