ペンシルベニア州立大学心理学教授サラ・コラット氏によると、アメリカにけるお化け屋敷の入場料は少なくとも年間5億ドル以上あるとされ、テーマパークのアトラクションとしても人気だといいます。もちろん日本でもリアルなお化け屋敷があります。映像分野を見れば和製ホラーでは貞子といったものは非常に有名であり、バイオハザードといったゲームも非常に人気です。

では一体なぜ私達人間はホラーを好むのか。もちろんこれは実体験しない映像や間接的な恐怖心を感じるものですが、研究者によると実際のリスク無しに非日常的な恐怖が引き起こす生理的な高揚感をもたらすことになるといいます。

結果、体内でアドレナリンが急増し闘争や逃走反応が活性化します。心拍数が上昇し、呼吸が深く速くなり血圧が上昇します。これにより神経伝達物質ドーパミンを放出されこれ体は快感と安堵感をもたらすといいます。つまり映画などに描かれる主人公のような心理状態になるのですが、この体験をすると映像をなどを見終わった後は不安も少なく心が落ち着くことを示唆しているといいます。

つまりゾンビ映画などは番組を見終わった後は日常ではいろいろと難しい心が落ち着くというものであり私達は知らず知らず精神的な安定を体験しており、また体験したり映像を見たいということに繋がていることが考えられます。