
軍事に興味がある方であればYoutubeで一度は目にするチャンネル「武器屋のお姉さん」。キャラクターが独特の言い回しで兵器を劇のように紹介・解説するチャンネルですが、現在Xで誹謗中傷が相次いでいることが明らかになりました。
このような問題を記載する上で先に記載したいのは現在国内外で誹謗中傷というものが社会問題になっているものの止む気配はありません。判断は筆者が行うものではないのですが、まずは分かりやすく基本的な日本の法律から先に紹介しましょう。
侮辱罪で重要なのは「事実提示の有無は問われない」ことです。小学生でもわかりやすく言うと本当のバカにバカというだけで基本的にアウトというものです。誹謗中傷を繰り返す加害者は「本当のことは言ってもよいと思っていた」と主張する傾向があります。今回のケースでは動画内容の誤りに対し指摘が仮に正しいとしても、その内容が相手を侮辱するものになっていれば侮辱罪が適用されます。
では見ていきましょう。
指摘されているのは武器屋のおねえさんの動画(スクリーンショット)では『ショーシャ』というフランス製機関銃のマガジンの側面に穴が空いている点について「ショーシャのマガジンは、鉄をケチってコストを削減しようとしていたらしいんですけど」と表現していたらしいです。
日本語における『らしい』という表現は断定しない曖昧な仮説などに使う言葉であり、動画ではあえてそのような表現をしています。しかしこの動画はすでに削除されているのか該当するものを見つけることができませんでした。
一方で別の動画があります。上記の動画で同じ銃を扱っておりこちらではマガジンに穴が空いてる理由は2つあるとし「1つは残弾数が簡単に確認できる」という理由、もう一つは「マガジンへの弾薬装填を簡単にするためと言われている」理由を挙げています。
話を戻すと15万回表示されているXの投稿はこの『らしい』という表現について「嘘」「デマ」「根拠のない話」として扱ってるというものです。ちなみにアカウントは「ショーシャのマガジンの横に穴が設けられているのは「残弾確認用」と「マガジンへの装填を簡単にするため」という」内容を指摘しているのですが上記の動画を見ればわかるように武器屋のおねえさんの動画では過去に紹介しているものになります。
そして不思議なのは動画内容の間違いを指摘すればいいだけにもかかわらず何故か動画投稿者そのものに対して誹謗中傷を行うという行動に出ている点です。また嫌なら見なければいいにも関わらず動画を見続けているという行動も確認できています。
他の問題としてはこの投稿に対し他のXユーザーも同様の誹謗中傷を行っている点です。中には投稿者に対して「ボケてる」「痴呆」などと言葉を使ってるXユーザーも存在してます。
動画投稿者は間違いに気づいたら概要欄で訂正するなどの努力は必要ですが、知らずに誤った内容の動画投稿したとしても特に罪に問われるこはないと考えられます。訂正の有無についても罪に問われるという法律は存在していないと思われます。
ここまで見ても分かるように誤った情報を吊し上げ強い言葉で批判する人は現在は2ちゃんねるではなくXでも広く行われています。その理由として
このような誹謗中傷を受けたことで仮に動画投稿に障害が生じたり自身が精神的に病んでしまったり投稿ができない、チャンネル登録者の収益の減少、チャンネルを閉鎖するとうことになれば侮辱罪では済まない可能性があります。誹謗中傷は言葉のナイフで相手を刺す行為であり賠償も請求される覚悟もあったうえで投稿していることになります。もちろんそのことを知っていれば普通の人、特にまともな社会人であれば職や昇給に影響もでかねない誹謗中傷は行いません。また軍事知識はあっても法律知識はほぼ皆無ということも合わせて伺えるものになります。
これだけ世間で誹謗中傷はやめましょうと改正されている中で未だにそれを行っているのは誰なのか。ヒントとなる内容もいくつかではじめています。
例えばこちらの動画です。違法ダウンロードで問題になった「漫画村」創設者 星野ロミ氏が動画で述べているもので、誹謗中傷した相手に対して開示請求した結果(裁判となった結果?)、その人物らの多くが生活保護受給者や発達障害を抱えていたとしています。ただし、この主張が正しいとする根拠までは述べられていません。一方で同様に開示した結果、誹謗中傷を行っていたのはこのような人らだったという報告が他にもあるという内容はXでは多く引用されています。
今回の誹謗中傷を行っている人物のXを見る限り、一部を除きこのような方々が行っている印象はありませんでした。
フワちゃん騒動ややすこさん騒動で分かるように「人気になれば周りに変な人も増える」というのは昔から言われます。今回は大手のチャンネルがその対象となってしまったということが伺えるものとなっています。
(2024年11月3日記事内容修正)(2024年11月3日記事内容修正)(2024年11月4日記事内容修正)(2024年11月4日記事内容修正)
侮辱罪
主に日本の法律上、誹謗中傷に該当する法律は調べた限り2つ程度あるそうです。名誉毀損と侮辱罪です。特に侮辱罪は「公然の場で個人や法人を侮辱すること」で成立します。分かりやすくいうとSNSでよく見かける「バカ」「ブス」「ハゲ」の類はすべて侮辱罪となります。侮辱罪で重要なのは「事実提示の有無は問われない」ことです。小学生でもわかりやすく言うと本当のバカにバカというだけで基本的にアウトというものです。誹謗中傷を繰り返す加害者は「本当のことは言ってもよいと思っていた」と主張する傾向があります。今回のケースでは動画内容の誤りに対し指摘が仮に正しいとしても、その内容が相手を侮辱するものになっていれば侮辱罪が適用されます。
では見ていきましょう。
15万回表示も
きっかけとなったこの投稿は軍事に詳しいと考えられる人物が投稿した内容が拡散されているもので既に15万回表示され144回のリツイートされています。指摘されているのは武器屋のおねえさんの動画(スクリーンショット)では『ショーシャ』というフランス製機関銃のマガジンの側面に穴が空いている点について「ショーシャのマガジンは、鉄をケチってコストを削減しようとしていたらしいんですけど」と表現していたらしいです。
日本語における『らしい』という表現は断定しない曖昧な仮説などに使う言葉であり、動画ではあえてそのような表現をしています。しかしこの動画はすでに削除されているのか該当するものを見つけることができませんでした。
一方で別の動画があります。上記の動画で同じ銃を扱っておりこちらではマガジンに穴が空いてる理由は2つあるとし「1つは残弾数が簡単に確認できる」という理由、もう一つは「マガジンへの弾薬装填を簡単にするためと言われている」理由を挙げています。
話を戻すと15万回表示されているXの投稿はこの『らしい』という表現について「嘘」「デマ」「根拠のない話」として扱ってるというものです。ちなみにアカウントは「ショーシャのマガジンの横に穴が設けられているのは「残弾確認用」と「マガジンへの装填を簡単にするため」という」内容を指摘しているのですが上記の動画を見ればわかるように武器屋のおねえさんの動画では過去に紹介しているものになります。
そして不思議なのは動画内容の間違いを指摘すればいいだけにもかかわらず何故か動画投稿者そのものに対して誹謗中傷を行うという行動に出ている点です。また嫌なら見なければいいにも関わらず動画を見続けているという行動も確認できています。
他の問題としてはこの投稿に対し他のXユーザーも同様の誹謗中傷を行っている点です。中には投稿者に対して「ボケてる」「痴呆」などと言葉を使ってるXユーザーも存在してます。
リツイートもすべて同一と見られる可能性
最近の裁判結果としてこのような誹謗中傷の投稿を自身がリツイートしただけでも罪となる例が報告されています。今回のケースでは誹謗中傷を行ったXユーザーは300人以上となります。動画閲覧者に対しても誹謗中傷
また武器屋のおねえさんの動画閲覧者に対しても誹謗中傷を行う一部Xユーザーがおり視聴者を「信者」などと表現し閲覧者に対して誹謗中傷しているケースも多々見受けられました。つまりXで誹謗中を行っている人物は日常的にこのようなことを行い続けていることが考えます。指摘・助言ではない誹謗中傷行為
Youtubeにおける動画投稿や情報系のブログに関しても解説となると高い知識が必要です。このような情報を扱い発信されてる方であれば知っていると思いますが、どれだけ注意して調べても誤った内容を投稿してしまうことがあります。特に過去は正しいとされていたものが今は間違っているものもあり常に知識も更新し続けなければならない非常に難しい分野です。動画投稿者は間違いに気づいたら概要欄で訂正するなどの努力は必要ですが、知らずに誤った内容の動画投稿したとしても特に罪に問われるこはないと考えられます。訂正の有無についても罪に問われるという法律は存在していないと思われます。
ここまで見ても分かるように誤った情報を吊し上げ強い言葉で批判する人は現在は2ちゃんねるではなくXでも広く行われています。その理由として
- 誹謗中傷は比較的容易に訴えることできることを知らない
- 事実の指摘は誹謗中傷(侮辱罪)に問われないと勘違いしている
- 誹謗中傷したところで訴えられることはないと本気で思い込んでいる
このような誹謗中傷を受けたことで仮に動画投稿に障害が生じたり自身が精神的に病んでしまったり投稿ができない、チャンネル登録者の収益の減少、チャンネルを閉鎖するとうことになれば侮辱罪では済まない可能性があります。誹謗中傷は言葉のナイフで相手を刺す行為であり賠償も請求される覚悟もあったうえで投稿していることになります。もちろんそのことを知っていれば普通の人、特にまともな社会人であれば職や昇給に影響もでかねない誹謗中傷は行いません。また軍事知識はあっても法律知識はほぼ皆無ということも合わせて伺えるものになります。
誹謗中傷を行う人物像?
これだけ世間で誹謗中傷はやめましょうと改正されている中で未だにそれを行っているのは誰なのか。ヒントとなる内容もいくつかではじめています。
例えばこちらの動画です。違法ダウンロードで問題になった「漫画村」創設者 星野ロミ氏が動画で述べているもので、誹謗中傷した相手に対して開示請求した結果(裁判となった結果?)、その人物らの多くが生活保護受給者や発達障害を抱えていたとしています。ただし、この主張が正しいとする根拠までは述べられていません。一方で同様に開示した結果、誹謗中傷を行っていたのはこのような人らだったという報告が他にもあるという内容はXでは多く引用されています。
今回の誹謗中傷を行っている人物のXを見る限り、一部を除きこのような方々が行っている印象はありませんでした。
フワちゃん騒動ややすこさん騒動で分かるように「人気になれば周りに変な人も増える」というのは昔から言われます。今回は大手のチャンネルがその対象となってしまったということが伺えるものとなっています。
(2024年11月3日記事内容修正)(2024年11月3日記事内容修正)(2024年11月4日記事内容修正)(2024年11月4日記事内容修正)