海を歩くと様々なものが漂着していますが、2024年10月オーストラリアのシドニーで発見されたのは黒い球体状のボールです。当時油などが混ざったゴミと考えられていたのですが、下水に貯まる排泄部や髪が由来だったことが分かったといしています。
この黒いボールはシドニー周辺の少なくとも7つの海岸に数千個打ち上げられたもので色や浮いた状態で漂着したことからファットバーグという油と氷山の言葉が付けられていました。このファットバーグは欧州の下水周辺でも発見されており、いずれも油などが由来だろうと考えられていたといいます。
しかし、同じものがオーストラリアで見つかったことで別の原因が考えられました。つまりオイルが流出したなど地域特有の問題ではないということです。そこでニューサウスウェールズ大学(UNSW)ジョン・ベベス教授らが調査を行いました。
教授は「最初この黒球は油流出などで生じた「タールボール」と呼ばれる油かき塊だと思った」と話しました。「しかし分析結果はさらに嫌だ物質が合わされたことが明らかになった」といい、研究チームによると含まれていたのは人間の排泄物、髪、メスアンフェタミン、食品ゴミなど下水に蓄積されるものだったといいます。
この結果を受けてベベス教授は「今まで引き受けたどんなものよりひどくて嫌な塊だ」と話しています。合わせてシドニー沿岸における汚染問題が明らかになったことになります。一方で毎違いなく下水、つまり人間由来の球体であったことは確かなのですが発生源などは分からないとしています。
参考
しかし、同じものがオーストラリアで見つかったことで別の原因が考えられました。つまりオイルが流出したなど地域特有の問題ではないということです。そこでニューサウスウェールズ大学(UNSW)ジョン・ベベス教授らが調査を行いました。
教授は「最初この黒球は油流出などで生じた「タールボール」と呼ばれる油かき塊だと思った」と話しました。「しかし分析結果はさらに嫌だ物質が合わされたことが明らかになった」といい、研究チームによると含まれていたのは人間の排泄物、髪、メスアンフェタミン、食品ゴミなど下水に蓄積されるものだったといいます。
この結果を受けてベベス教授は「今まで引き受けたどんなものよりひどくて嫌な塊だ」と話しています。合わせてシドニー沿岸における汚染問題が明らかになったことになります。一方で毎違いなく下水、つまり人間由来の球体であったことは確かなのですが発生源などは分からないとしています。
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