ロイター通信はウクライナ参謀本部の関係者の話として、ウクライナがロシアのクルスク地域に侵攻し最大で1376平方kmを占領していたものの、現在は800平方kmの支配となっているとし、現在は領土は小さくなっていると認め、ロシア側は反撃を強めているとしています。

Ukraine Lost Nearly Half The Territory It Captured In Russia: Report
https://www.twz.com/news-features/ukraine-lost-nearly-half-the-territory-it-captured-in-russia-report

記事によると現在、この地域ではロシア経由で入っている北朝鮮軍が間違いなく確認されているのですが、ウクライナによると軍事的に適切に配置しこの地域を保持したいとしています。

なぜウクライナがこの地域の支配を続けているのかについては、その大きな理由は今後の停戦協議にあるとされています。現在ウクライナ東部地域はロシア側に掌握されおり現在は大きな前進も後退もなく戦線が変わらないという状況になっています。

そこでウクライナ側は逆にロシア側の領土を占領しておけば取引を優位に進めることができ重要なウクライナにとって拠点を確保できる可能性があります。このロシア側の領土を持っているか持っていないかはかなり重要となっており、プーチンもこの領土を取られたままウクライナ側のと停戦することはほぼ無いと考えられ、交渉で非常に重要なカードになるということになります。