Su-27

ロシアとのガチ戦争状態になっているウクライナ。現在西側から供給される兵器で戦線を維持しているのですが、先日ウクライナ空軍の旧ソ連機がアメリカ製の精密誘導爆弾を投下している映像が確認されました。


こちらがウクライナ空軍が運用しているSu-27、フランカーのコックピット内から撮影された映像です。運用しているのはGBU-39/B小口径爆弾SDBで、これはアメリカから供給された兵器の一つだとしています。

当然ソ連機にアメリカ製の兵器は搭載することも運用することもできないのですが、過去にSu-27にSDBを搭載する様子は地上で撮影されていました。これはSu-27のパイロンにBRU-61/Aラックを取り付けるという方法がされており、具体的にどのような改造がされているのかは不明です。

いずれにしてもアメリカ側はSu-27で運用できる改造をすることになるのですが、予想では西側が所有するSu-27を用いて試験されたのではないかと考えられます。

これまでも対レーダーミサイルを発射するなど旧ソ連機は運用できない兵器が使用されるなどこれまで見たことがない異例の改造を施されてきました。一般的に世界の兵器はアメリカを中心とした西側、ロシアや中国といった東側の兵器に二分されているのですが、ただ保有し戦力とするのではなく、他にどこの国がどのくらいの規模で運用している兵器なのかということが実際の戦争では非常に重要になってくることが分かるものになっています。