海外の軍事系サイトによると、予てより話があったF-15J戦闘機に関して、米空軍のF-15EXイーグルIIに近い改修が施される内容について契約をボーイング側と行ったとしています。
記事によると米国防総省が2024年12月10日の声明として日本スーパーインターセプタープログラムを支援する4億5,050万ドルの契約を授与したと発表しました。航空自衛隊は現在、単座型F-15Jを155機、複座型F-15DJを44機運用しており、この改修では68機を対象としています。
Boeing Awarded Contract To Support the F-15 Japan Super Interceptor Program - The Aviationist
https://theaviationist.com/2024/12/17/japan-super-interceptor-contract/
具体的な内容についてはアメリカ空軍のF-15Eストライクイーグル、正しくはF-15EXイーグルIIに搭載されている一部機能F-15C/Dベースの自衛隊機に付与するというものになっており、これまで航空機の迎撃任務を主としていた制空戦闘機からマルチロールファイター、戦闘攻撃機として対地攻撃能力が付与されるものにもなっています。
記事によると運用可能な対地兵器としては AGM-158 JASSM ミサイルがあり、2024年に開発もとのロッキード・マーティンと50発のAGM-158B JASSM-ERを調達する契約を行っています。当然このようなミサイルは今後国産開発されたものが運用されていく可能性も考えられます。
他にもアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーを搭載したり、自己防衛システムの強化も改修のパッケージとなっています。
F-15は強力なエンジンを搭載し機体設計も優秀であり資産価値が非常に高い機体となっています。一方でステルス機ではないため対中国といった高度な戦闘が行われる場面では不利になる可能性はあるのですが、F-35では行えないような重量のある兵器を運び射程外から発射し攻撃するなど国防の重要な兵器として今後も第一線で配備され続けるということになりそうです。
Boeing Awarded Contract To Support the F-15 Japan Super Interceptor Program - The Aviationist
https://theaviationist.com/2024/12/17/japan-super-interceptor-contract/
具体的な内容についてはアメリカ空軍のF-15Eストライクイーグル、正しくはF-15EXイーグルIIに搭載されている一部機能F-15C/Dベースの自衛隊機に付与するというものになっており、これまで航空機の迎撃任務を主としていた制空戦闘機からマルチロールファイター、戦闘攻撃機として対地攻撃能力が付与されるものにもなっています。
記事によると運用可能な対地兵器としては AGM-158 JASSM ミサイルがあり、2024年に開発もとのロッキード・マーティンと50発のAGM-158B JASSM-ERを調達する契約を行っています。当然このようなミサイルは今後国産開発されたものが運用されていく可能性も考えられます。
他にもアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーを搭載したり、自己防衛システムの強化も改修のパッケージとなっています。
F-15は強力なエンジンを搭載し機体設計も優秀であり資産価値が非常に高い機体となっています。一方でステルス機ではないため対中国といった高度な戦闘が行われる場面では不利になる可能性はあるのですが、F-35では行えないような重量のある兵器を運び射程外から発射し攻撃するなど国防の重要な兵器として今後も第一線で配備され続けるということになりそうです。