この女性はいつも特別な疾患がなく健康でした。もちろん血液検査でもホルモン異常が発見されていません。この女性を診察した医療チームによると、突然胸が大きくなった原因はPASHという乳房で発生する良性増殖性非腫瘍性病変の可能性があるとしており、ホルモンが変化したことで引き起こされる間質細胞の陽性増殖としています。

医療スタッフはステロイドと抗生物質治療を試みたものの症状は止まることはなかったといい明確な原因が見つからず最終的に外科的治療を決定したといいます。

この女性はワクチンを接種してから11ヶ月が経過時に整形外科を通じて乳房縮小整形術を受けた。ただし、すでに組織血管が増加して組織が緻密になった状態であり既存の胸の大きさにまで小さくはできなかったものの胸のサイズはトリプルGカップからダブルDカップに減ったとしています。

カナダのトロント大学によると「これはPASH関連の巨乳乳症とワクチンの間の時間的関連性を立証した最初の事例」としています。またこの症状が世界的に見ても20件程度しか報告されていないとしています。

デイリーメールによると専門家によると「本当にワクチンの副作用なのかについては証明はできていない」としながらもワクチンにより触発されたことでリンパ節が一時的に腫れ結果、胸が大きく見える程度の報告はあるという内容の記載はされています。