
現在も第一線で運用されているF-15。様々な派生型が開発されているロングセラー機となっているのですが、最近ボーイングが公開した写真にロシアのスホーイシリーズに搭載されているようなIRSTセンサーが設置されている珍しいものが公開されました。
記事によると、この写真はいつ撮影されたものなのかは不明としながらボーイングが最近ソーシャルメディアサイトXで公開した公式のもので、加工したようなものではなく実物だとしています。F-15は完全に影に隠れており、ボーイング社のF-15アドバンスドイーグル戦闘機の特徴をいくつも備えているもののそれがどの派生型なのか、あるいはおそらく同社のテスト機なのかもすぐには分からないとしています。
F-15 Nose-Mounted Infrared Sensor Hinted At In New Boeing Photo
https://www.twz.com/air/f-15-nose-mounted-infrared-search-and-track-sensor-hinted-at-in-new-boeing-photo
F-15のIRST センサーはシンガポールのF-15SGや韓国のF-15Kなど、より現代的なストライクイーグル輸出モデルの一部に搭載されており航空機の照準ポッドを搭載した左側の吸気パイロン内に収納されているとのこと。つまりこのような位置には通常付けられていないとしています。
一方、過去にF-15に搭載されて撮影された例があります。日本です。記事によると、2008年に航空自衛隊のF-15Jが機首にIRSTを搭載する試みを行い実際に撮影されていたことがあります。しかし最終的にアップグレードプログラムから削除され搭載は見送られました。
コックピット前方に搭載する理由としては特に上空にいる脅威をはるかによく見渡して追跡できる点が挙げられています。高高度を飛行するターゲットの場合に特に重要となり、この位置にあるセンサーは機首のノーズコーン傾斜により下方および左右の視野も良好だとしています。
F-15 Nose-Mounted Infrared Sensor Hinted At In New Boeing Photo
https://www.twz.com/air/f-15-nose-mounted-infrared-search-and-track-sensor-hinted-at-in-new-boeing-photo
F-15のIRST センサーはシンガポールのF-15SGや韓国のF-15Kなど、より現代的なストライクイーグル輸出モデルの一部に搭載されており航空機の照準ポッドを搭載した左側の吸気パイロン内に収納されているとのこと。つまりこのような位置には通常付けられていないとしています。
一方、過去にF-15に搭載されて撮影された例があります。日本です。記事によると、2008年に航空自衛隊のF-15Jが機首にIRSTを搭載する試みを行い実際に撮影されていたことがあります。しかし最終的にアップグレードプログラムから削除され搭載は見送られました。
Rare F-15J Experimented With A IRST Sensor In 2008.
— I_NAMELESS_I (@NAMELESS_JSDF) June 2, 2024
Starting around May 2008, Mitsubishi Heavy Industries began testing the installation of the IRST (Infrared Search and Track) system on the F-15J as part of its modernization plan. The IRST system, mounted on the nose of the… pic.twitter.com/EbItmkaQHk
コックピット前方に搭載する理由としては特に上空にいる脅威をはるかによく見渡して追跡できる点が挙げられています。高高度を飛行するターゲットの場合に特に重要となり、この位置にあるセンサーは機首のノーズコーン傾斜により下方および左右の視野も良好だとしています。