
ドローンや対戦車ミサイルの脅威に晒される戦車。戦車不要論というのは最近語られる事があるもののウクライナ戦では逆に陸上兵器の重要性も明らかになりつつあります。その戦車に関してイスラエルはインドが保有するT-90というロシア製戦車にアクティブ防護システムを搭載する可能性が指摘されています。
先日開催されたエアロ・インディア2025でイスラエルの軍需企業ラファエルはインドの地元企業ラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)と覚書を締結しアクティブ防護システム、トロフィーの派生型を開発する計画が明らかになっています。
Израиль предлагает разработать комплекс активной защиты для танков Т-90 ВС Индии
https://topwar.ru/261173-izrail-predlagaet-razrabotat-kompleks-aktivnoj-zaschity-dlja-indijskih-tankov-t-90.html
もともとはインド陸軍が国内企業もしくは外国企業にアクティブ防護システムの供給及び開発の意見書を提出するよう公式に呼びかけたもので、搭載する車両はロシアが開発したT-90S/SKです。インドではこの車両が1200両あまり配備されており、将来的に1600両まで増える可能性があります。
▼敵の対戦車ミサイルを空中で撃ち落とすシステムがトロフィー
アクティブ防護システムは近年特に必要性が高まっています。特にロシアのウクライナ侵攻では対戦車ロケットの弾頭を抱え飛ぶドローンの脅威が非常に高まっており、このようなドローンにもアクティブ防護システムを利用できるのではないかという考え方がでています。いずれにしても戦場ではどこからか飛来する対戦車ミサイルの脅威は非常に高いものであり搭載が望まれていることは確実です。
その中でもイスラエルのトロフィーシステムは非常に優秀とされており、自国以外もアメリカ、ドイツといった戦車にも運用されている性能でありここからも性能は世界トップクラスと考えられます。目安として迎撃成功率は90%以上ともされています。
インドとしては高水準の防御力をこのトロフィーを搭載することで獲得しようと考えられ、搭載されれば戦車の生存性は大きく向上するものと考えられます。
Израиль предлагает разработать комплекс активной защиты для танков Т-90 ВС Индии
https://topwar.ru/261173-izrail-predlagaet-razrabotat-kompleks-aktivnoj-zaschity-dlja-indijskih-tankov-t-90.html
もともとはインド陸軍が国内企業もしくは外国企業にアクティブ防護システムの供給及び開発の意見書を提出するよう公式に呼びかけたもので、搭載する車両はロシアが開発したT-90S/SKです。インドではこの車両が1200両あまり配備されており、将来的に1600両まで増える可能性があります。
▼敵の対戦車ミサイルを空中で撃ち落とすシステムがトロフィー
アクティブ防護システムは近年特に必要性が高まっています。特にロシアのウクライナ侵攻では対戦車ロケットの弾頭を抱え飛ぶドローンの脅威が非常に高まっており、このようなドローンにもアクティブ防護システムを利用できるのではないかという考え方がでています。いずれにしても戦場ではどこからか飛来する対戦車ミサイルの脅威は非常に高いものであり搭載が望まれていることは確実です。
その中でもイスラエルのトロフィーシステムは非常に優秀とされており、自国以外もアメリカ、ドイツといった戦車にも運用されている性能でありここからも性能は世界トップクラスと考えられます。目安として迎撃成功率は90%以上ともされています。
インドとしては高水準の防御力をこのトロフィーを搭載することで獲得しようと考えられ、搭載されれば戦車の生存性は大きく向上するものと考えられます。