
航空軍需大手ノースロップ・グラマンは4月末、上空に何時間も滞在でき一度の飛行で複数のターゲットを攻撃できるという新型ドローンを発表しました。
この機体は新型徘徊型片方向攻撃ドローンなどと呼ばれているもので、ドローンというよりも実際は巡航ミサイルのようなものになっています。性能としては動力はジェット推進を搭載しており2枚の翼を展開し予想では200マイル、300km程度を飛行もしくは飛行時間に射程内を行き来できる兵器となっています。
https://www.twz.com/air/lumberjack-jet-powered-one-way-attack-munition-can-drop-its-own-precision-bomblets
同社によるとこの兵器は戦闘機などから空中投下する運用方法、海上や陸上から発射する2つの方法があります。後者の場合は海軍向けに開発された電動レールシステムを用いて射出する方法、もう一つは空気圧式発射装置を用いて射出可能です。特に後者は地上部隊でも運用可能なシステムとなっているとしています。
搭載可能なペイロードは250ポンド級の小口径爆弾(SDB)と同等と考えられており、飛行しながら子弾頭投下したりドローンそのものの運動エネルギー攻撃を行います。
このような攻撃能力については航続距離を伸ばしたい場合、滞在時間を伸ばしたい場合などペイロードの有無などによって仕様を変更出来るらしく、攻撃用ではなく地上戦をサポートする電子戦を行える能力も備えているとしています。
非常に安価に運用できる兵器だということが強調されており、このような兵器が誕生した背景にはウクライナにおける戦争でトマホークのようなハイエンド兵器ではなく、ローエンドで大量生産可能な兵器の重要性が再認識されているためだと考えられます。
https://www.twz.com/air/lumberjack-jet-powered-one-way-attack-munition-can-drop-its-own-precision-bomblets
同社によるとこの兵器は戦闘機などから空中投下する運用方法、海上や陸上から発射する2つの方法があります。後者の場合は海軍向けに開発された電動レールシステムを用いて射出する方法、もう一つは空気圧式発射装置を用いて射出可能です。特に後者は地上部隊でも運用可能なシステムとなっているとしています。
搭載可能なペイロードは250ポンド級の小口径爆弾(SDB)と同等と考えられており、飛行しながら子弾頭投下したりドローンそのものの運動エネルギー攻撃を行います。
このような攻撃能力については航続距離を伸ばしたい場合、滞在時間を伸ばしたい場合などペイロードの有無などによって仕様を変更出来るらしく、攻撃用ではなく地上戦をサポートする電子戦を行える能力も備えているとしています。
非常に安価に運用できる兵器だということが強調されており、このような兵器が誕生した背景にはウクライナにおける戦争でトマホークのようなハイエンド兵器ではなく、ローエンドで大量生産可能な兵器の重要性が再認識されているためだと考えられます。