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カテゴリ:サイエンス・テクノロジー > 宇宙・天体

先日、NASAが今後行うミッションとして小惑星を捕獲し月の軌道まで持ち帰るという内容を発表しました。今回はその詳細が明らかになったので簡単に紹介していこうと思います。

宇宙空間を漂う制御不能の人口衛星。これらは『宇宙ゴミ』として知られていますが、欧州宇宙機関(ESA)ではこれら宇宙ゴミにモリを打ち込み大気圏に落下させるという計画が話し合われたとのことです。

火星から行って帰ってくる往復のミッションは片道250日。これが現在化学ロケットを使用した想定なんですが、アメリカでは火星まで僅か30日で行くことができるという次世代エンジンが開発されています。

米民間企業、オービタル・サイエンシズが開発したアンタレスロケットの1号機の打ち上げがアメリカ東部夏時間4月17日17時00分(日本時間4月18日6:00)に予定されています。打ち上げの様子はNASAからネット配信(音が出ます)されます。

米上院議員のブログによると、小惑星を捕獲し、地球・月系のラグランジュ2まで持ち帰り、そこへ人を送り込む計画を明らかにし、NASAはこの計画を実行すべく1億ドルの予算を要求しているとのことです。