戦闘機に搭載し戦車など動く対象についても高精度で撃破することができるペイブウェイ。その最新型であるIV型がウクライナへ輸出されることが決定したと報じられています。
イギリスの公共放送BBCの防衛関連に詳しいジョナサン・ビルという人物があくまで個人のXで伝えた内容として、イギリスの対ウクライナ軍事援助としてペイブウェイIV精密誘導爆弾が含まれる予定だと主張しました。
英国国防省当局者によると「今週首相がウクライナ向けに発表した1,600発の弾薬のパッケージにペイブウェイIVも含まれていた」と明かしており、ほぼ決定という内容です。この1600発の中にはストームシャドウ巡航ミサイルが含まれているとのこと。
ただ、この決定内容がいつ実行されウクライナに納入されるのかはわかっていません。イギリス国防省も現段階では具体的な日時は発表していないとしています。
またウクライナは今後数ヶ月以内に戦闘攻撃機であるF-16を受け取る予定であり、こちらでも運用は可能となります。
この航空爆弾はアメリカのレイセオンが開発したペイブウェイ・シリーズ最新モデルです。従来モデルはレーザー誘導をメインにGPSによる誘導が行われていたものの、このモデルではGPS誘導をメインに行うデュアルモード誘導装置を搭載しています。
重量は500ポンド、約230kg。高い貫通力もあるとされ500ポンドクラスの重量でも2000ポンドのペイブウェイ III、 BLU-109バンカーバスターと同等となているとされています。
初の実戦運用として2024年にアメリカが主導するイエメンへのミサイル攻撃としてイギリス空軍のユーロファイター・タイフーンがフーシ派への攻撃に使用しています。
英国国防省当局者によると「今週首相がウクライナ向けに発表した1,600発の弾薬のパッケージにペイブウェイIVも含まれていた」と明かしており、ほぼ決定という内容です。この1600発の中にはストームシャドウ巡航ミサイルが含まれているとのこと。
ただ、この決定内容がいつ実行されウクライナに納入されるのかはわかっていません。イギリス国防省も現段階では具体的な日時は発表していないとしています。
どの機体が爆弾を運用するのか
ペイブウェイIVはアメリカが開発した航空爆弾でありウクライナが現在保有している旧ソ連時代の航空機には対応していません。そのうえでいったいどの機体が運用するのかについては、これまでウクライナの旧ソ連製戦闘機がアメリカや西側の兵器を運用していたように改造する形で搭載することが予想されます。またウクライナは今後数ヶ月以内に戦闘攻撃機であるF-16を受け取る予定であり、こちらでも運用は可能となります。
ペイブウェイIV精密誘導爆弾
この航空爆弾はアメリカのレイセオンが開発したペイブウェイ・シリーズ最新モデルです。従来モデルはレーザー誘導をメインにGPSによる誘導が行われていたものの、このモデルではGPS誘導をメインに行うデュアルモード誘導装置を搭載しています。
重量は500ポンド、約230kg。高い貫通力もあるとされ500ポンドクラスの重量でも2000ポンドのペイブウェイ III、 BLU-109バンカーバスターと同等となているとされています。
初の実戦運用として2024年にアメリカが主導するイエメンへのミサイル攻撃としてイギリス空軍のユーロファイター・タイフーンがフーシ派への攻撃に使用しています。