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最近、ビットコインなど仮想通貨が高騰しているという話題は耳にされた方も多いと思います。これに関してマイニングという要はPCで演算させることで仮想通貨をもらえる行為が世界中で行われており、高性能なGPUを搭載したノートPCまで購入され始めていると報じられています。

主にPCゲームをする上で重要はハードウェアであるGPUを用いた演算を行なうマイニング。そのGPUを使用したマイニングで最も人気があるイーサリアムという仮想通貨が最近3倍以上高騰している煽りを受けてデスクトップPC用の高性能なGPUは入手が難しく、価格そのものが高騰するという事態になっています。

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これにより慢性的なGPUの品不足が発生しているのですが、新たなGPUの購入は諦め一部のマイニングを行っている人物はノートPCに目をつけ、GeForce RTX3070およびRTX3080という高性能なチップを搭載したゲーミングノートPCを購入し仮想通貨を獲ているとのこと。

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ただ、最近ではGeForce RTX3060という性能は低いもののコストパフォーマンスに優れるチップを搭載した製品がでており、これでどの程度マイニングで利益が獲られるのか試したという記事が紹介されています。

こちらはスターバックス・コーヒーでコーヒーを飲みながらGeForce RTX3060を搭載したノートPC(同じチップを搭載したPC例)でイーサリアムのマイニングを行ったものの2時間で獲られる利益はわずか0.89ドル、約100円程度しかなかったとこと。

ただこの値から単純計算で1日間フル稼働できれば1200円、1ヶ月では3万6000円です。仮に1年間フルに動かすことができれば44万円という額になります。更に1台から10台に増やしたとすると、1ヶ月間動かすことができれば36万円、1年間では約440万円、20台では880万円の収益になります。
この収益から差し引かれるのは電気代のみで、PCが壊れたとしてもメーカー保証が効くため投資には有利になる可能性があります。仮に仮想通貨が暴落したとしても購入したPCの価値は変わらないので中古で売ればある程度は手元に戻ります。

もちろん、この額については単純に計算したものであり、どの程度マイニング性能があるのか、特に電気代と獲られる仮想通貨の利益が重要であるたマイニングのコミュニティなどを利用して事前に調査することが求められます。