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タグ:ブラックホール

「水金地火木…」と理科や科学の時間に習った私達太陽系の惑星。最近、海王星のはるか外側に地球質量の約10倍程度の天体が公転している可能性が指摘されています。実はこの未知の天体がブラックホールである可能性があるという研究が発表されているそうです。

ブラックホールといえば周囲にガスや物質の環を作っているというCGイメージが多く描かれているのですが、この物質はどのような速度でブラックホールに吸い込まれているのでしょうか。イギリスの天文学者らが光速の実に30%という猛スピードで落下した様子を観測することに成功

海外の天文学チームは地球から約120億光年離れた位置にあるブラックホールが2日間で太陽質量ほど重たくなるという観測史上最も質量を増す速度が早いという天体を発見したと発表しました。ちなみに、仮に天体が私達の銀河系にあった場合、地球もただでは済まない可能性がある

太陽よりも重い天体が超新星爆発を起こした結果、形成されるのはブラックホールや中性子星という奇妙な天体です。シミュレーションの結果、この両者が衝突した場合、大量の金とプラチナなど重い元素を宇宙に撒き散らしつつ融合していたことが分かったと報じられています。

ブラックホールはこれまで大質量の恒星、最終的に超新星爆発を起こしたときに誕生すると考えられてきたものの、最新の観測結果によるとその一部の超新星爆発せず恒星がそのままブラックホールになった可能性があると研究結果が報告されています。

銀河の中心に存在する巨大なブラックホール。その質量は太陽質量の数百万倍~200億倍と桁違いな質量となっているのですが、80億光年先の銀河系では中心にあるはずの巨大ブラックホールが猛スピードで銀河の外に弾き出されていると報じられています。

天の川銀河をはじめ中心部には超大質量ブラックホールが存在していると言われています。謎の多いブラックホールについて地球上の電波望遠鏡を連動させ巨大な観測装置とすることでブラックホールを直接観測すると報じられています。

身の回りにある鉄や銅、主に貴金属として扱われることが多い金。これら重元素のそのほとんどは今から100億年前につくられたことが日本のX線天文衛星「すざく」により明らかになりました。