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タグ:中性子星

古来から人間は金を崇め、装飾など地位の高い人がそれを身につけるということがされていました。現在は電子パーツなど装飾以外でも使われることもあるのですが、この金という元素について、どうやら中性子星という巨大な恒星の残りから生まれた可能性があることがわかりまし

潮の満ち引きや夜の淡い光など地球上の生物に多大な影響を与えている月。地球に比べ圧倒的に小さい天体ですが、実は宇宙には月程度の大きさしかないにも関わらず太陽質量の1.3倍もあるという桁違いに重い天体『ZTF J1901 + 1458』があるのはご存知じでしょうか。

大質量の恒星が一生を終える過程で残る天体として中性子星があります。これはパルサーやマグネターといった天体の総称になるのですが、このパルサーに関して高精度の観測を行ったところこれまでのイメージとは全くことなる形態をしていたことが明らかになりました。

恒星が一生を終えるときその分岐は恒星質量によって変化します。例えば太陽であれば白色矮星に、もっと大質量の恒星は中性子星やブラックホールになります。これに関してウェストバージニア大学の天文学者チームはブラックホールになりそこねたと考えられる大質量の中性子星

身近なもので硬いものといえば鉄といった金属ですが宇宙の中で硬い物質は何かご存知でしょうか。最近演算されたというコンピュータシミュレーションの結果、中性子星には鋼の10億倍もの強度のある物質があることが示されたそうです。

太陽よりも重い天体が超新星爆発を起こした結果、形成されるのはブラックホールや中性子星という奇妙な天体です。シミュレーションの結果、この両者が衝突した場合、大量の金とプラチナなど重い元素を宇宙に撒き散らしつつ融合していたことが分かったと報じられています。

宇宙に存在する超強力な磁場をもつ天体「マグネター」。最近マグネターについてどのように誕生したのか研究進められた結果、連星と何らかの関係がわかったとしています。