ロケットのその大半の質量とスペースを占めるのは燃料と酸化剤です。そこで、とあるベンチャー企業は外部からの照射でロケットを打ち上げるというまったく新しい方式を開発しようとしています。

アメリカでは国際宇宙ステーションなど低軌道への宇宙飛行士の打ち上げを民間企業が作り上げた宇宙船で行うという方針に変更されましたが、先日ボーイング及びスペースXの宇宙船に乗り込む宇宙飛行士が発表されたそうです。

航空宇宙最大手、ボーイング社は自社が開発した宇宙船CST-100を使用した国際宇宙ステーションへの宇宙飛行士の輸送について、2017年に初打ち上げを行う契約を受注したと発表しているそうです。

Amazon.comの設立者、ジェフ・ベゾス氏が設立した航空宇宙企業ブルーオリジンは、自社開発した有人ロケット及び宇宙船ニューシェパードの試験打ち上げを行う計画を発表しました。

アメリカの民間宇宙開発企業ビゲロー・エアロスペースは今年国際宇宙ステーションへ打ち上げられる世界初の膨張式宇宙ステーションモジュール「BEAM」を公開しました。

アメリカの民間企業シエラ・ネヴァダ社はこれまで有人宇宙船として開発されてきたドリームチェイサーについて、これを改造した補給船版の開発を発表しました。

2014年11月、アメリカの宇宙開発企業『オービタルATK社(旧オービタル・サイエンシズ)』が打ち上げたアンタレスロケット5号機が墜落炎上した事故について、これを改良したロケットを来年3月に打ち上げると発表しています。

今月10日、人類史初の宇宙に打ち上げたロケットを地上へ返すという試験を行ったスペースX。試験は失敗したのですが、この時撮影された映像が先日公開されました。

スペースXことスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズが先日打ち上げた国際宇宙ステーションへの補給ミッションで使用したロケットを海上で回収する試験を行った結果、落下速度の関係で船体に激突し失敗していたことが明らかになりました。

来月スペースXが行おうとしているのは同社が運用するファルコン9ロケットを回収し再利用するための試験です。このロケットの着陸場として海上での回収試験を行う専用の基地が公開されました。