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タグ:超音速

私達一般人と軍の航空機が出会う場面は滅多に無いのですが、その貴重な機会となるのが航空ショーです。これは多くの国、地域で行われているのですが、先日アメリカ本土で行われたイベントで展示飛行に誤って音速を突破し衝撃波が発生する出来事があったと伝えられています。

私達一般人が乗り込むことができる高速な移動手段といえば旅客機です。しかし、その速度は極一部を除き亜音速の飛行速度で長距離移動には依然として長い時間がかかります。これに関してイギリス宇宙局は次世代の乗り物として極超音速で飛行するエンジンの開発を目指していま

大気圏内を音速移動する際に発生するのは衝撃波です。これは音速を突破したときに発生する圧力波のことを指すのですが、NASAは複数の機体が接近して飛行する際に発生する衝撃波がどのような互いにどのような影響を与えるのか世界初の研究を行ったと発表しています。

地上と宇宙を行き来できる夢のような乗り物スペースプレーン。従来のロケットとは異なるエンジンを登載した『スカイロン』という機体が開発されているのですが、そのエンジン『セイバー』をテストする施設が2020年の完成を目指し建設が進められています。

航空機が音速を突破するときに発生するのが爆発音のような衝撃波です。先日、アメリカでF-35Aが飛行した際に飛行速度は音速は突破していないにもかかわらず衝撃波による不思議な光の歪みが撮影されたと報じられています。

ここ数年、アメリカで研究が進められているのは音速を超える旅客機の開発です。一方、その研究を進めているNASAは音速突破時の衝撃波を低減させる機体とデザインの開発を進めているのですが、今年11月に従来機を用いた衝撃波に関する公開試験を実施すると報じられています。

今月22日、イタリア北西部で突如として爆発音のような音響が響き渡り学校などでは避難が実施されるなど出来事がありました。実はこの爆発音は同国の戦闘機『ユーロファイター』が発生させたもので当時、旅客機を追っかけるため音速飛行を実施していたといいます。