再生可能エネルギーとして注目されている風力発電。太陽光に比べ雨の日も夜間も発電可能な発電装置になるのですが、これに関してイギリスでは1日における電力生産量の半分が風力になった日があったと報じられています。
イギリスの再生可能エネルギー大手ドラックスによると2020年12月26日、あくまでこの1日間における電力生産量に関して風力発電により生産された電力が50.6%、原子力が21%、火力(液化天然ガス)が14.5%となり、同年8月に記録していた数値を超える結果が出たと発表しています。
イギリスは現在地球温暖化防止に関するパリ協定の公約を実現させるため2050年における二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を立てておりこれを実現するため洋上風力発電所を建設し、2030年における年間の生産する電力を風力で1/3を供給することを目指しています。そして合わせて原子力を組み合わせることで低炭素エネルギーを目指します。
🌬 For the first time ever yesterday, amid #StormBella, more than half of Great Britain’s #electricity was generated by the #wind
— Drax (@DraxGroup) December 27, 2020
☔️ 5️⃣0️⃣.6️⃣7️⃣% of power was produced by wind turbines
⚡️ Previous record of 50% set on 21 August
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イギリスは現在地球温暖化防止に関するパリ協定の公約を実現させるため2050年における二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を立てておりこれを実現するため洋上風力発電所を建設し、2030年における年間の生産する電力を風力で1/3を供給することを目指しています。そして合わせて原子力を組み合わせることで低炭素エネルギーを目指します。
ナショナルグリッド電力システムオペレーターNGESOという組織によると「2020年はイギリスの電力システムにとって記録史上最も環境に優しい年になり、平均炭素強度(消費電力単位あたりのCO2排出量の測定値)が最低値を記録した」と述べています。
また同組織は12月25日のクリスマスの日に、イギリスにおける石炭の電力生産量が初めてゼロになったとも明らかにしています。
何れにしても世界的な流れとしては再生可能エネルギーを拡充させ二酸化炭素排出量を減らすという世界的な取り組みが進んでおり、明らかに出遅れている日本はかなり厳しい対応が今後求められると考えられます。
参考
何れにしても世界的な流れとしては再生可能エネルギーを拡充させ二酸化炭素排出量を減らすという世界的な取り組みが進んでおり、明らかに出遅れている日本はかなり厳しい対応が今後求められると考えられます。
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